一人暮らしを初めて頭を悩ませることの一つが食器洗い。
単純に面倒くさいし、冬場は手が冷たくなるので、できればやりたくないですよね。
気付けばシンクが食器の山になっていた、なんてことは日常茶飯事ですよね?
そんな方は「食器洗い乾燥機」(=食洗機)を導入してみてはいかがでしょうか。

食洗機を導入したいけど、賃貸だから難しい
という方もあきらめないでください。
今は工事が不要な食洗機もたくさん出ています。
今回は食洗機の導入を迷っている方のために、私が購入したシロカの「工事不要」食洗機について解説していきます。
ぜひ最後までお読みください。
【分岐水栓かタンク式】食洗機の賃貸での導入について
「食器洗い乾燥機を買いたいなあ」と思ったとき、まずはじめに候補にあがったのはPanasonicの食洗機でした。
蛇口に対応する分岐水栓も見つかり、業者さんに取り付け工事にきてもらったのですが、蛇口が古すぎて部品の取り外しができず・・・
分岐水栓が取りつけられないので食洗機も返品することに。



「分岐水栓の取り付けは素人でもできる」とうたっているサイトがありますが、こういう事態もあるため業者に来てもらったほうがいいと思います。
自分でやると取り付け不可によるキャンセルもできない可能性ありますしね・・
持ち家であれば「蛇口ごとかえる」という選択肢もあったのですが、賃貸だとそれができません。泣く泣く分岐水栓タイプの食洗機はあきらめ、工事不要の食洗機を探しました。
賃貸では、分岐水栓を取り付けられたとしても、退去時に撤去する必要があります。(原状回復義務があるため)撤去作業も素人では難しく、業者を呼ぶことになるため、工事不要の食洗機のほうが費用を抑えられます
工事不要の食洗機は今こそ色々なメーカーが出していますが、当時(半年前)はエスケイジャパンかシロカの二択でした。



今はアイリスオーヤマや東芝も出していて、選択肢がぐんと増えてますね。
シロカの食洗機を導入して感じたメリット
私が購入したのは「シロカ 2WAY食器洗い乾燥機」です。安いエスケイジャパンか迷ったのですが、デザインが好みなのでこちらを選びました。


タンク式なので分岐水栓の取り付け工事もなく、すぐに使えます。
食器が片付いてストレス減少!時短家電としても優秀!
私はズボラなので食事後にすぐ皿洗いをせず、後からシンクにたまった食器を見てげんなりしていました。
食洗機を買ってそのストレスから見事開放!
食洗機の庫内につめるだけつっこんでスイッチオンで終わりです。
シロカの食洗機の場合、乾燥含めて1時間30分なので、出勤前にスイッチを押しておけば帰ったころには終わっています。




食洗機用の洗剤はキューブタイプのものがオススメ。
量を気にせず置くだけなので時短になります。
【手洗いよりもキレイ】驚くべき食洗機の洗浄力



食洗機って手洗いより汚れが落ちにくいんじゃない?
と思った方。
食洗機は時間をかけて洗ってくれるので、自分で洗うよりキレイになります。
私はホットクックでよくカレーを作るので、その後始末がこれ一つでできるのはたいへんラクです。
カレーの汚れって手で洗うと汚れが落ちにくい上に、手も汚れますし、スポンジにもニオイがつきますよね。
食洗機を使うとキレイに汚れが取れますし、手やスポンジにニオイがつくこともありません。








食洗機に入れる前に、さっと水で流すだけの「予洗い」はしておいた方がいいです。
食洗機内の食器の並べ方は、「なるべく重ならないようにする」のがポイントですが、360°洗浄の効果なのか、結構適当に食器を配置してもキレイになっています。





私もロクに並べず上から重ねたり隙間にいれたりしてますがちゃんと洗浄できてます。
水道代は節約できる?電気代は?
シロカの食洗機に必要な水の量は5リットル。
手洗いだと水を流しっぱなしにしますし、複数の食器を同時に洗えないので、間違いなく節水はできているはずです。
毎日使っているわけではないので、水道代の変化は微々たるものですが。
「電気代が高くなった」ということもありません。
高くなっても誤差の範囲でしょう。
食洗機を導入して感じたデメリット
思ったよりもサイズがでかい
コンパクトという言葉に騙されないように。サイズは確認しておきましょう。実物を見て「思ったより大きい・・・どこに置こう・・・」となると思います。



私も初めて対面したときに大きさにびっくりしました・・・
私は最初にシンク横のスペースに置きましたが、調理ができるスペースがなくなってしまったので、レンジをどかして冷蔵庫上にスペースを作り、置きました。


また、排水のためキッチンの近くに置く必要があります。そのため、置き場所は限定されます。
(バケツに排水するという手もあります)
工事不要タイプは給水が大変
シロカに限らず、工事不要タイプの食洗機は導入こそラクなものの、毎回給水する手間があります。
付属の給水カップに水を入れ、タンクに注ぐのですが、これがたいへん面倒くさい。




1.8Lの水が入ったカップはそれなりの重量があり、片手で入れようとすると腕がプルプル震えて給水口から的が外れ、水が飛び跳ねます。
蛇口が分岐水栓に対応していて、賃貸であれば退去時に撤去することも承知の上であれば、分岐水栓タイプの食洗機を購入したほうがラクです。
食洗機の給水問題を解決する【神アイテム】があった!
調べたところ、タンク式食洗機の給水問題を解決できるアイテムがありました。
「ウォータージャグ」です。
このウォータージャグ、5.5リットルの容量なので、タンクに必要な水を一度に入れることができるスグレモノ。
水が飛び散る心配もありません。


似たようなモノがダイソーにも売っているらしいのですが、売り切れなのか近所の店舗には置いていませんでした。
実際給水はかなりラクになりました。
タンク式(工事不要)食洗機を購入した方は必須レベルのアイテムになるでしょう。
まとめ:食洗機は便利だが事前の確認が必要
以上、シロカの工事不要食洗機の使用レビューでした。
食洗機は時短にも繋がりますし、間違いなく便利なアイテムです。
購入を迷っている方は、
- サイズ(置けるスペースはあるか、寸法を事前に確認)
- 給水方法(分岐水栓かタンク式か:分岐水栓なら家の蛇口に対応するものがあるか)
このへんの確認をしておく必要があるでしょう。
なお、食洗機もレンタルサービスがあるので試しに使ってみて、よかったら購入する、というのも手です。
Rentioであれば1ヶ月5000円でレンタルできます。


上位機種の「SS-MA251」が発売されたので、今はお求めやすい価格になっているので狙い目ですよ!