自宅で映画やライブなどのエンターテイメントを楽しむ方も増えてきています。
その中で、

大音量で映画やオンラインライブを楽しみたいけど、賃貸だから難しい・・・



ヘッドホンはあるけど、迫力不足で物足りない・・・
とお困りの方もいるでしょう。
ソニーのデジタルサラウンドヘッドホン「MDRーHW700DS」なら、隣を気にせず映画館のような臨場感のあるサウンドを堪能できます。
映画やオンラインライブを「自宅」で楽しみたい方に一押しのヘッドホンです。
このヘッドホン、発売されたのが2013年なのです。
そんな古い機種をなぜいまさらレビューをするのかというと、ガジェットの買い替えが激しい私が6年間も使っている名機だからです。



新しいもの好きだと、ガジェット類って2〜3年で買い替えますよね
この記事ではなぜ「MDR-HW700DS」が名機なのか、他の機種との違いも踏まえ話していきます。
ぜひ最後までお読みください。
MDR-HW700DSはなぜ名機? 押せるポイント
大迫力の「サラウンド」!映画鑑賞に最高
MDR-HW700DSは音質もよく、サラウンド機能も備えているため、映画鑑賞に最適です。
私は熱狂的なオーディオオタクではないので耳が肥えているわけではないのですが、正直このヘッドホンからBluetoothヘッドホンに移ると物足りなさを感じます。
音質は同価格帯のBluetoothヘッドホンや有線ヘッドホンと比較したら劣るかもしれませんが、本機はサラウンドがあるというのが大きいでしょう。
マルチチャンネル対応で9.1chまで対応しています。
9.1ch対応のコンテンツはそうそうないですが、5.1chのコンテンツなら、「アマゾンプライムビデオ」など動画配信サイトにあるので、このヘッドホンの出番です。
例えば「プライベートライアン」。冒頭の上陸シーンをサラウンドで聴くと、まるで戦場にいるような臨場感を味わえます。





「COMPRESSION」をONにすれば物足りなかった重低音もガンガン鳴りますよ!
接続端子が豊富でHDMIセレクターとしても使える
本機の入力端子はHDMI、光デジタルのほか、アナログ入力まであるので繋げられない機器はありません。
Bluetoothに対応していないテレビも、ゲーム機もプロジェクターもすべてつなげられます。
どんな機器でも音声を無線で楽しめます。



古い機器も繋げられるのがBluetoothにはない「強み」ですね!
また、出力端子だけではなく、HDMI入力端子が3ポートあるため、HDMIセレクターとしても使えます。
入力をTV、出力をBlu-rayプレイヤーやゲーム機にしておけば、本機でテレビに出力する機器を切り替えできます。
ヘッドホンのボタン一つで入力切替できるので非常に便利な機能ですよ。





機器が多くなってくるとテレビの端子だけでは足りなくなってくるので助かりますね!
機能が豊富!高品質なヘッドホン
本機のヘッドホンのイヤーパッドは柔らかい素材のため、長時間使用していても耳への負担が少ないです。
また、電池持ちも良いので長時間の映画も楽しめます。
公式の説明だと3時間のフル充電で12時間使用可能とのこと。
12時間は試していませんが、Bluetoothヘッドホンよりはるかに電池持ちが良いのは確かです。



使っていて途中で電池が切れた記憶があまりありません


機能も豊富で、ヘッドホン単体で音量調整・入力切替・音場モード変更・メニュー画面呼び出しができます。
また、着脱だけで電源をオンオフできるので、電池を無駄に消費することもありません。
さらに、ヘッドホンの増設も可能なので、複数人で音声を楽しむことができます。
一人暮らしの方だけではなく、家族の方にもオススメできる一品!
6年使っていても故障なし
一番素晴らしいのは、使用して6年が経過しているのに目立った不具合が一つもないことです。
(何故か通信できないことが数回ありましたが、電源の抜き差しで解決しました。)
ちなみにイヤーパッドは、ボロボロになっても交換できますよ!
私も何回か経験したことがありますが、無線ヘッドホンのため使っているとたまに音声がブツブツと途切れることがあります。これは通信チャンネルの変更でほぼ改善します。
プロセッサー本体の「WIRELESS BAND」を「AUTO」「2.4GHz」「5GHz」の間で変更してみましょう。


通信チャンネルの変更をしても改善しない場合は、置き場所の変更、他の通信機器のオフ、電源の抜き差しなどを試してみましょう。
「WH-L600」はMDR-HW700DSの後継機種なのか?
ソニーのデジタルサラウンドヘッドホンには、2018年に発売された「WH-L600」もあります。
MDR-HW700DSの5年後に発売されたのですが、劣化した点が多く、後継機種と判断するには苦しいヘッドホンです。
MDR-HW700DSから劣化した点として、
- 9.1chから7.1chに
- ヘッドホンの着脱で電源オンオフにならない
- HDMI出力端子は一つのみ
- ヘッドホンで入力切替できない
などが挙げられます。
レビューサイトの口コミでは「音質が劣化した」という意見もあります。
スタンド式のプロセッサーに置くだけで充電でき、スポーツモードが新たに搭載されたり、魅力的な部分もあるのですが、現状は保留。
700DSが壊れて、通販でも手に入りにくい状況になったら購入を検討しようと思います。



MDR-HW700DSの「正当な」後継機種が出ることを願っています・・・
【まとめ】MDR-HW700DSは今から買っても損なし!
以上、MDR-HW700DSのレビューでした。
さすがに古い機種なので今から買うのはどうなの?と思う方もいるかもしれませんが、「MDR-HW700DS」は今でもおすすめできる名機です。
特に映画好きなら周りを気にせず手軽にホームシアターを楽しめるので、購入を検討してみてはどうでしょうか?



現在ソニーストア公式での販売は終了していますが、Amazon等では引き続き購入することができます。