「時短家電三種の神器」シリーズも第三弾となりました。
これまで紹介した家電↓


これら2つは値段的にも数万で購入でき、導入コストもさほどかからない家電です。
今回紹介するのはドラム式洗濯機。
一人暮らし用のコンパクトモデルでも15万オーバーする、なかなか手が出せない家電です。

私もドラム式洗濯機に変えたのは一人暮らし5年目のことでした
今回はドラム式洗濯機の購入を迷っている方向けに記事を書きます。
コストはかかるけど、間違いなく値段に見合った価値のある「最強の時短家電」「ドラム式洗濯機」について、今回はレビューしていきます。
一人暮らしでも置ける!シャープのドラム式洗濯機「ES-S7E」
私が購入したのはシャープのコンパクトタイプのドラム式洗濯機「ES-S7E」です。
スペックは下の表のとおり。
寸法 | 幅 :640(ボディ幅596)cm 奥行:600 高さ:1,039 |
容量 | 洗濯脱水:7kg 洗濯~乾燥:3.5kg |
目安時間 | 洗濯:約44分 洗濯~乾燥:約170分 |
乾燥方式 | ヒーターセンサー乾燥 |
運転音 | 洗い:24dB 脱水:39dB 乾燥:36dB |


コンパクトといっても一般的な一人暮らし用縦型洗濯機より一回り大きいです。
搬入スペースを心配していましたがなんとか入りました。
洗濯容量は7kg、乾燥容量は3.5kgと少なく感じるかもしれません。
一人暮らしであれば冬場でも週に2~3回使うようにすれば十分な容量です。



乾燥までしてくれるドラム式洗濯機なら、極端な話毎日使うことも可能です。
元々使ってた縦型洗濯機は業者さんに引き取ってもらいました。
冷蔵庫などの大型家電の買い替えは、多少高くついても引取もしてくれる家電屋さんを選ぶようにしましょう。
今は最新モデルのES-S7Fが出ていますが、ほとんど違いはないと思われます。
一人暮らしでドラム式洗濯機を購入して感じたメリット
実際にドラム式洗濯機を使ってみて感じたメリットについて書いていきます。
洗濯から乾燥まで放置できる



縦型洗濯機使って乾燥機を別に買えばいいんじゃ?



うちには浴室乾燥あるしいらない
という声も聞こえてきそうです。
ドラム式洗濯機最大のメリットは乾燥機能そのものよりも、「洗濯から乾燥まで何もしなくていい」点にあります。
私が前に住んでいた賃貸の部屋には、浴室乾燥がついていました。
雨の日などたまに使っていましたが、
- 洗濯が終わってから干す手間がかかる
- 干せる量に限りがある
- 乾くのに時間がかかる
など不便な点も。
ドラム式洗濯機であれば約4時間「ほったらかし」で洗濯から乾燥まで、すべてが終わっています。
例えば縦型洗濯機だと、平日は帰宅が遅くなるため、隣人にも配慮し休日にまとめて洗濯機を回すことになります。
ドラム式洗濯機であれば平日でも、通勤前に洗剤を入れてボタンを押しておけばOK。



「洗濯機を回す」→「干す」→「取り込む」というルーチンから開放されて、休日は自由な時間を過ごせます!
天気を気にしなくていい
縦型洗濯機の場合は、天気を気にして洗濯機を回すタイミングを考えなければなりませんでした。
梅雨時や冬は洗濯物を干せるタイミングがなかなかないので、仕方なく部屋干しに切り替えたり。
- 乾きにくい
- スペースを作らないといけない
- 部屋の匂いがきになる
経験者ならわかる部屋干しの大変さ。
ドラム式洗濯機であれば天気を気にする必要がなくなります。
雨だろうが、雪だろうが、台風だろうがお構いなくガンガン洗濯機を回せますよ。



「干したはいいけど、雨が降ってしまった」というトラブルからも開放されて、精神衛生上もメリットしかありません。
ベランダに出なくていい
賃貸の方にとっては「ベランダに出なくてすむ」というメリットがあります。
「干している最中は外から丸見えだし、隣人に見られたら?」
ということも気にしなくてすみます。
ただ、窓をあける機会が少なくなるので、換気は定期的にしましょう・・・
服の量を減らせる
地味に良い点として、ドラム式洗濯機のおかげで服を減らせるようになりました。
今までは一度洗濯機に入れてしまえば、翌日まで同じ服を着ることができませんでした。(冬場だと乾くまでに丸一日かかる)
そのため、寝巻やバスタオルは2~3着所持していました。
ドラム式洗濯機であれば4時間で乾燥まで終わるので、極端な話毎日同じものを使い回せます。
毎日同じ服は流石にないですが、ドラム式洗濯機は仕事服の着回しにも役立ってます。



服の量を減らす=スペースの確保にもできますね。
ドラム式洗濯機を購入するうえで気になるポイント
ドラム式洗濯機の購入を迷っている方が気になっているであろうポイントについて、私なりの回答をまとめてみました。
ドラム式洗濯機は高い?
同じシャープの容量7kgで比較すると、縦型洗濯機が4万円に対してドラム式洗濯機は16万。
ここまで価格差が大きいと購入をためらってしまいますよね。
でも考えてみてください。洗濯機の寿命は縦型でもドラム式でも「7年」と言われています。
12万の価格差を7で割り、年間約17000円の差。さらに12で割り、1ヶ月あたりに換算すると、約1400円です。
たった月1400円の価格差で快適な生活が手に入るのであれば、ドラム式洗濯機のコスパは高いと思います。
ドラム式洗濯機は乾かない?
よく乾きます。
「ちゃんと使って」乾いていないと感じたことは1回もありません。
少なくとも部屋干しや浴室乾燥機
乾かないと感じてる方は洗濯物を容量以上に入れすぎているか、乾燥フィルターの掃除をサボっている可能性があります。



私も使いはじめに「半乾きで全然乾いてない!」と思ったら乾燥フィルターがホコリまみれででふさがっていました。
バスタオルをドラム式洗濯機で乾かすと、外で干すよりフカフカになりますよ。
ドラム式洗濯機の手入れは大変?
故障につながる可能性があるので手入れはする必要はあります。
こまめに手入れする必要があるのは、乾燥フィルター・ドアパッキン(毎回)と糸くずフィルター(週一)ぐらい。
縦型洗濯機と比べると確かに手入れする箇所は多いですが、手入れといっても本体やフィルターについているホコリやゴミをタオルや水洗いでさっと取り除くだけです。
実は私は購入してから半年、糸くずフィルターの掃除をサボっていたために、エラーが出てしまい焦って掃除したおぼえがあります。
多少サボっても大丈夫そうですが、寿命を短くしないためにも手入れはちゃんとしましょう。
ドラム式洗濯機は電気代がかかる?
ちゃんと記録してないので比較できないですが、ドラム式洗濯機を使いはじめて電気代が上がった、という感覚はないです。
そもそもドラム式洗濯機って一人暮らしなら毎日使うものでもないですし、私も使うのは週1〜2回程度です。
おそらく冬場のエアコンのほうがよっぽど電気代を食います。
ドラム式洗濯機はうるさい?
音に関しては縦型洗濯機と差はないですし、夜中に回すようなことをしなければ問題ありません。
シャープ公式サイトの数字を元に、同じ洗濯容量7kgで調べると以下のようになります。
縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
洗い時 | 35db | 24db |
脱水時 | 38db | 39db |
乾燥時 | 36db |
洗い時はむしろドラム式洗濯機のほうが静かなのがわかりますよね。
脱水〜乾燥時は結構音がうるさいので、気になるのであれば外出時に回すのがベストです。
一人暮らしの賃貸でもドラム式洗濯機は置ける?
ドラム式洗濯機で値段と並んでハードルになるのは置けるスペースがあるかどうかということ。
防水パンのサイズや、扉の開閉スペースがあるか、事前にメジャー等で測定して確認をしておきましょう。
置けるスペースがあっても搬入スペースも確保しなければなりません。
私の家も玄関から洗濯機置き場まで距離がある上に、間に狭い通路や扉もあるので搬入できるのか不安でした。
既に縦型洗濯機を使っている方でも、ドラム式洗濯機は一回り大きいので、注意が必要です。
私の場合マンションにエレベーターがあるのでまだよかったのですが、「階段で2階以上」の方は追加料金もかかるので、家電量販店の設置オプションページをよく確認するようにしましょう。



可能であれば業者さんに搬入できるか事前に確認してもらうのをすすめます。
【まとめ】ハードルは高いがドラム式洗濯機は忙しい社会人におすすめ!
以上、ドラム式洗濯機のレビューでした。
価格やサイズ、搬入経路の確保など導入するまでのハードルが高いドラム式洗濯機ですが、一度導入してしまえばこれほど生活の質が上がる家電はありません。
特に毎日忙しい社会人にとっては必須アイテムだと思っているので、ボーナスや貯金でまとまった資金ができたらぜひ購入してください!