Apple Watch series5を購入して2年目になろうというところ、電池の減りが気になるようになりました。
電池容量を確認してみると78%に。
この状態だと1日も持たないレベルで、少し使いにくいですね。
じゃあそろそろこの機会に新しいモデルのSeries7を買うか!と思って値段を見たらビックリ。
58,800円は散財癖のある私でも気軽に出せる値段ではありません。
今のApple Watchを売りに出そうにも、このバッテリー容量じゃ1万程度がやっとです・・・
なにか方法はないかと見つけたのがApple公式の修理サービスです。

修理?お高いんじゃないの?
と思った方もいるでしょう。
私も基本的に家電類は新品を買い直すタイプなので、修理に出した経験がありません。
ですが、このApple公式のバッテリー交換サービスは新品を買うよりめちゃくちゃオトクなのです。
この記事では、Apple公式のバッテリー修理サービスを使ってみた体験談を書いていきます!
ぜひ、最後までお読みください!
Apple Watchのバッテリー修理の流れを解説
Apple Watchのバッテリー修理の目安は?
Apple Watchのバッテリー修理はいつでも受け付けてくれるわけではなく、バッテリー容量が80%を下回っていることが条件のようです。
バッテリー容量はApple Watchの設定画面から→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認することができます。
実際80%を下回ってくると、1日も電池が持たないことになりますので、修理を推奨します。
修理方法の選択
Apple Watchの修理は持ち込み修理と配送修理があります。
持ち込み修理はAppleストアか、カメラのキタムラやビックカメラなどのApple代理店に持ち込みます。
事前予約が必要な上に、予約枠が埋まっていることもあるので、あまりオススメしません。
どうしても集荷の都合がつかない方を除いて配送修理をオススメします。
修理に出す前の準備
配送修理が持ち込み修理かで必要な手順が異なります。
配送の場合はペアリング解除だけでいいんですけど、持ち込みだとiPhoneのアプデ等もしなくちゃいけないので、少し面倒ですね。
集荷にきたらバンドを外した本体のみをヤマトの人に渡すだけ。
梱包も向こうがやってくれます。
修理中の代替機はどうする?
修理期間中はApple Watchが手元からなくなります。
宅配修理の期間は4日ほどなので、我慢できるという人もいるかもしれません。



私のように毎日肌身離さず身につけている人にとっては、1日でも使えないのはきついです・・・
AppleCare +に加入していれば、「エクスプレス交換サービス」で交換機を利用ことが可能です。
ではAppleCare+に加入していない人はどうするか。
外部のレンタルサービスを利用する手があります。
Apple Watchをレンタルできるサービスはいくつかありますが、1番安いのは「ゲオあれこれレンタル」。
「Apple Watch月額プラン」を利用すれば、 series5でも月3800円でレンタルできます。
短期間のレンタルはないものの、他のサイトと比べてもかなり安いです。
レンタルサイト | レンタルできる Apple Watchの種類 | レンタル料金 |
ゲオあれこれレンタル | Series5 | 月額3,800円 |
モノカリ! | Series5 | 14日間 5,680円 |
DMMいろいろレンタル | Series6 | 15日間 4,480円 |
私も実際にゲオでApple Watchをレンタルしてみました。
電池容量は80%でしたが、外観は綺麗な製品が届きます。


Apple Watchバッテリー修理の日数は?
日曜に集荷→火曜日にApple到着→同日発送→水曜日に交換機が到着しました。
所要日数はトータル4日です。



あれ、配送修理も意外と早い・・・?
この早さならレンタルを利用しなくても良かったかもしれませんね・・・
少なくとも持ち込み修理を選ぶメリットはなくなりました。
ちなみに修理状況はSMSで逐一報告してくれます。
修理後に戻ってきたApple Watchの状態
修理が終わり、Apple Watchが私の元に帰ってきました。
何やら高級そうな箱に入っています。




Apple Watchを確認してみると、液晶もピカピカに!


裏もこの通り。


間違いなく自分のApple Watchではなく、新品が送られてきたのだとわかります。
修理前の私のiPhone、こんな感じなので・・・


電池容量も無事100%に。
電池の減りも遅くなりました!


AppleCareは入るべきなのか?
今回の経験を踏まえ、「AppleCare+に入ったほうがいいのか?」と考えました。
結論、「AppleCare+には入らなくてもいい」ということになりました。
「AppleCare+ for Apple Watch」の料金はseries7で月550円(または2年間10800円)です。
AppleCare加入で受けられるサービスはこちら。
- バッテリーの修理保証
- 過失や事故による損傷に対する修理(1年間2回まで)
- エクスプレス交換サービス
- テクニカルサポートへの優先アクセス
ここからは各サービスについて具体的に見ていきます。
バッテリーの修理保証
AppleCare+のバッテリーの修理保証は、バッテリー容量が80%未満になったときに無償で交換してくれるサービスです。
つまり、80%以上残っているときは保証を受けられません。
では、どれくらい使い込めばバッテリー容量が80%を切るのでしょうか。
私のApple Watchは2世代前のSeries5で、2年弱使用して78%になりました。
最新のSeries7やSEを使っているのなら、ここまで減ることもないでしょう。
watchOS7から「バッテリー充電の最適化」が追加されたことにより、バッテリーの劣化がしにくくなっています。
価格に目を向けてみると、AppleCare+に入らなかった場合のバッテリー交換費用は12200円。
Apple Care+の2年間の料金(10,800円)とあまり価格差がありません。
無料保証が受けられるかわからないバッテリーのために、AppleCare+に入るのは無駄だといえます。
過失や事故による損傷に対する修理
過失や事故により、本体を損傷した場合に1年間2回まで、1回につき9,200円で修理してもらえるサービスです。
AppleCare+に加入していなかった場合、44,600円の修理費用がかかります。



いや、これなら新品買い替えたほうが良くない?
その通りで、保証無しで修理させる気がない値段設定です。
じゃあ、念の為を考えてAppleCare+に加入したほうがいいのかというと、そうでもありません。
AppleCare+に加入していなくても、私のようにバッテリー容量が80%を切っていれば、12,200円で新品と交換できます。



私の端末は目視できる傷がありましたが、交換に応じてくれました。
AppleCare+に加入していても、修理費用9200円は請求されます。
そもそも、Apple Wacthを損傷することが稀なのかもしれません。
私は購入したばかりの頃に裸で使っていましたが、保護フィルムを貼れば多少のキズは防げます。
最新モデルはガラスも強化されているので、キズもつきにくくなっているとか。
ボディに関してはアルミでもかなり頑丈なので、2年間使っていてもほとんどキズはついていません。
エクスプレス交換サービス
今回のように修理で本体を手放す際に交換機を届けてくれるサービスです。
便利っちゃ便利ですが、Apple Watchのように修理期間が短いのであれば大人しく待ってたほうがいいかもしれません。



必要であればレンタルサービスを利用しましょう。
【まとめ】Apple Watchが寿命だと感じたら修理に出すべし!
以上、Apple公式でバッテリー修理を依頼した体験談でした。
少し費用はかかりましたが、修理を依頼して良かったと感じています。
13000円弱で新品と交換、と考えればかなりお得なサービスと言えますね。
Apple Watchが寿命っぽいけど、新品に買い替えようかな?と思っている方はぜひ検討してみていかがでしょうか。