今年もGWが始まり、時間があるのでTVゲームに没頭したい!と考えている方も多いでしょう。
今年は特に「ポケモンレジェンズアルセウス」や「エルデンリング」等の新作ゲームラッシュが続き、近年稀に見る豊作年です。
その中でも私がオススメしたいゲームの一つが、「Horizon Forbidden West」。
エルデンリングの影に隠れてしまい、イマイチ語られていない印象ですが、プレイしないのはもったいないほどの名作です。
今回はこの「Horizon Forbidden West」について、50時間プレイ・クリアした感想を語っていきます!
ぜひ最後までお読みください!
「Horizon Forbidden West」をオススメできる理由
圧倒的な超美麗グラフィック
本作の特に秀でている点としては、圧倒的なグラフィック。
前作から素晴らしかったのですが、今作は更に美しくなっています。
冗談抜きに実写レベル。
間違いなくいま出ているゲームの中では最高峰のグラフィックでしょう。

美しい景色に出会ったらカメラモードにしてスクショを取るのを忘れずに。
今作は海辺など前作にはなかったロケーションが充実してるので撮影がはかどります。

移動手段が増え、探索が快適に
前作はオープンワールドゲームなのに移動が単調という欠点がありました。
今作では移動手段がかなり増えています。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドにあった「パルクールのようなもの」で滑空したり、水中を移動したり、空まで飛べます。




空を飛べるのには驚きました。
オープンワールドゲームではかなり珍しいのではないでしょうか。
前作から大幅なボリュームアップ
今作はマップがかなり広くなり、探索のボリュームが増えています。
マップの広さは前作の3倍といったところでしょうか。
「禁じられた西部に行くまで」=序盤でもじっくり寄り道をしていると20時間かかることも。
逆賊の野営地や機械炉、トールネック等の探索要素も増えています。
メインストーリーだけなら前作とさほどボリュームは変わりませんが、寄り道をしていると時間を吸い取れるレベルです。

私の場合、トロフィー78%で50時間なので、トロコンを目指すなら60~70時間はかかりそうです
魅力的なキャラクターたち
正直前作のキャラクターは育て親のロストとイケメンのアヴァードくらいしか覚えていなかったのですが、本作は個性的で魅力的なキャラクターが多いです。
中でも私のお気に入りはコターロです。


本作の特徴として、重要キャラは「拠点」に集められ最終決戦まで行動をともにすることになるので、前作よりもキャラクターへの思い入れは強いかもしれません。
サブクエストが楽しい
オープンワールドゲームのサブクエストといえば、ただの「お使い」と化しているものが多いのですが、今作のサブクエストは一つ一つにストーリー性があり、やりごたえがあります。


クリア後の報酬もスキルポイント、新しい武器防具と豪華。
「レジェンダリ武器」という超強力な武器も手に入るので、メインストーリーをラクに進めたいなら、サブクエストの消化は必須級です!
爽快で自由度の高い戦闘
戦闘面についても、今作は大幅にパワーアップしています。
まずスキルツリーの種類が増えたことにより、戦い方の幅が広がりました。
「戦士」スキルで近接ゴリ押しするのも良し、「潜入」スキルでステルスプレイするのも良し、「罠」スキルで戦略的に戦うのも良し・・・
スキルツリー開放により超強力な特殊技も習得できます。
また、新たな武器種も追加されています。
中でも「スパークスローワー(槍投げ)」は威力が高く、大型機械獣やボス戦で大活躍。
槍もコンボ攻撃が追加され、使いやすくなりました。
人間や小型機械獣との戦いでは大いに活躍できます。




その他前作から改善された点
本作では入手したアイテムが所持上限を超えると、自動的に「保管庫」へ預けられるようになりました。
各地にある保管庫に立ち寄れば、アイテムを補充することが可能。
「Horizon Forbidden West」の惜しいところ
ストーリーが難しい
本作の物語は完全に前作の続編であり、引き続き登場するキャラクターや専門用語も多いので、前作未プレイだと置いてけぼりになります。



私は前作もクリア済みですが、忘れているキャラクターがほとんどでした笑[


本編も続編を匂わせる終わり方になっているので、消化不良感があります。
サブクエストや中盤までのストーリーは良かったんですけどね~。
前作のストーリーを手っ取り早く知りたいのなら、ネットの記事や解説動画を見るのがよいでしょう。
ゲーム自体はセールで1000円くらいで買えることもあるので、時間があるならプレイすることをオススメします。
収集要素が多すぎる
本作は「ブラックボックス」「遺跡」「調査ドローン」「信号塔」「ヴィスタポイント」と収集要素が多くなっています。
これらをコンプリートするのは途方もなく大変ですが、トロコンしたいだけなら各一つだけ攻略すれば済むのが救い。



今作のトロコンは結構簡単です
問題は新たに追加された「武器防具の強化」要素。
強力な機械獣を倒すためには必須の要素ですが、素材集めが大変です。
救済措置として、必要な素材の入手場所を教えてくれる「タスク機能」がありますが、作業になりがち。


レベル上限が低い
これは前作と同様ですがレベル上限が50と低いです。
今作はサブイベントが充実しているので、寄り道しているとすぐレベルカンストしてしまいます。
スパイダーマンのようにレベルカンストした後も能力が上がるとかだったら良かったのに・・・



せめてレベル上限70くらいまでにはしてほしかったですね
アスレチック要素が多すぎる
本作は移動手段の増加でフィールドの探索は快適になった代わりに、機械炉などダンジョンの探索が面倒になりました。
新アイテム「プルキャスター」の追加によるものです。
ものを引っかけて足場をつくったりするアイテムなのですが、探索のテンポを悪くしています。
ストーリーやサブクエストの道中でも、登ったり降りたり、足場を作ったり、ジャンプしたりと「アスレチック要素」を要求されるので、ウンザリした方も多いでしょう。



例えるなら「Ghost of Tsushima」に出てくる神社をボリュームアップした感じです


チュートリアルからめちゃくちゃ長いアスレチック要素が出てくるので、ここでプレイを断念してしまう方が多そうなのは非常に残念なポイントです。
【まとめ】前作から正当進化。PSユーザーにオススメの一作
以上「Horizon Forbidden West」のクリア後レビューでした!
いろいろ惜しい点はあるのですが、前作から正当進化を遂げた今作。
特に最近PS5を購入した方には間違いなくオススメできるゲームです。
GW中の一作には「Horizon Forbidden West」をプレイしてみてはどうでしょうか。