待ちに待ったバッファロー製nasneですが、品薄でなかなか手に入らず、嘆いている方も多いと思います。
私はつい先日、BUFFALO公式TwitterとAmazonをにらめっこしながら、なんとか新型nasneを手に入れることができました。
実は旧型nasneも持っていたんですが、テレビ番組を見る機会がめっきりなくなったので売っちゃったんですよね。
プロジェクター購入してからあればよかったなーと激しく後悔しました。
この記事では、バッファロー製nasneの購入レビューをしていきます。
- 旧型との違い
- 各端末での使い方
- 品薄の対策(代替品について)
について書いていきます。
ぜひ最後までお読みください。
新型nasneの外観や設定など
Amazonでなんとか手に入れた新型nasneが我が家にもやってきました。

早速開封していきます。

内容物は旧型と変わらない印象。
ただ一つだけ、B-CASカードがminiになってました。

LANケーブルやアンテナケーブルも接続し、アプリでチャンネル設定をして設定は完了。

torneモバイルアプリは旧型時代に課金済みだったため、購入情報を復元すれば視聴再生機能が使えました。
torneモバイルアプリの視聴再生機能を使うには610円払う必要がありますが、一度課金すればAndroid端末同士、Apple端末同士で使いまわせます。
カートマーク→「購入情報の復旧」で使えるようになります。

AppleユーザーならiPhoneで課金すればiPadでもMacBookでも使えるので、割と良心的な値段設定だと思いますよ!
旧型nasneとの違いについて
容量が増えた
新型nasneは旧型の1TBから2TBと、容量が2倍に増えてます。
外付けHDDを接続すれば、8TBまで容量を増やすことが可能です。



その分価格も上がっているんですけどね<
Blu-rayレコーダーと違い、基本的にメディアへの書き出しができないので、たっぷり容量があって助かる方も多いのではないでしょうか。
torneモバイルがHD画質に対応
これが嬉しい改良です。
旧型ではiOS版torneモバイルで録画した番組を見ると、なぜかSD画質になってしまっていたんですよね。
新型nasneではiOS版torneモバイルのHD画質での視聴に対応。
iPhoneやiPadでも高画質視聴を楽しむことができます。
その他細かな違い
他にも本体にBUFFALOのロゴが入っていたり、B-CASカードがminiになっているなどの細かな変更点はあります。
新型から変わったことではないのですが、ニコニコ実況機能は去年の12月に終了しています。
何気ない番組でもコメント流すのが楽しくて気に入っていた機能なので、なくなったのは残念です。
端末ごとに違うnasne対応アプリ
torneアプリはどの端末でも使えるわけではなく、PCやメディアストリーミング端末では別のアプリを使うことになります。
端末 | 対応アプリ |
iOS端末 Android端末 PS4 PS3 PS Vita | torneアプリ |
WindowsPC | PC TV Plus |
Fire TV Stick | DiXiM Play |
驚いたのはMacBookでtorneモバイルが使えるということ。
私は既にiPhoneのtorneモバイルの視聴再生機能に課金していたので、追加料金を払わずに購入情報復元MacBookでもテレビを視聴することができました。
地味にMacBookを買ってよかったと思える瞬間ですね。
各アプリを使ってみた感想ですが、やはりtorneアプリが一番軽く動作もサクサクで使いやすいです。
DiXiM Playはインターフェイスがイマイチ、PC TV Plusはアプリが重いのか映像が表示されるまで時間がかかります。
どちらも利用は有料です。
FireTV版DiXiM Playは買い切りで1,650円、PC TV Plusは3,300円(14日間の無料体験あり)です。
視聴機能を使うのでしたら610円で済むtorneアプリが断然コスパが良いことがわかりますね。




PS5版torneアプリは2021年内には出るそうなので、それまではプロジェクターやタブレットでの視聴が中心になりそうです。
nasneはプロジェクターとの相性も抜群
nasneはプロジェクターでテレビ番組を楽しみたいと思っている方にはピッタリのアイテムです。
プロジェクターって設置場所の関係でアンテナ線から離れることが多いんですよね。
nasneならプロジェクターと無線接続できるので、設置場所の問題も解決します。
対応アプリに関しては、AnkerのNebulaシリーズなど、AndroidTV搭載モデルのプロジェクターならtorneモバイルが使えますし、非搭載でもFireTVと接続して、DiXiM Playアプリを入れればプロジェクターでも地上波の番組を楽しむことができます。



だし、AppleTVではnasneの映像を見ることはできないので、注意しましょう。
配信が多くなってきたとはいえ、地上波でしか見られない番組もあるので、大画面で楽しめるのは嬉しいですね!
品薄が続く新型nasne。代わりはある?
「nasneがほしいけど品薄でなかなか手に入らないし、転売に手を出すか・・・」
と思った方、ちょっと待ってください。
torneアプリにこだわらず、スマホやPCでテレビを見るだけでしたら、実は他にも選択肢はあります。
ネットワーク対応のBlu-rayレコーダーを使う
ネットワーク機能を搭載したBlu-rayレコーダーを使えば、外出先や家のPC、スマホでもTV視聴ができます。
たとえばパナソニックのおうちクラウドディーガシリーズですね。
「どこでもディーガ」という専用アプリでスマホやタブレットでの視聴、DiXiM PlayでPCやプロジェクターでの視聴も可能です。
2TBで4万とnasneに比べて高いですが、こちらはBlu-rayの再生機能もあるので、nasneを使用してBlu-rayプレイヤーを別途買うのと値段の差はありません。



Blu-rayプレイヤーだと1万円くらいしますしね。
ワイヤレスTVチューナーを使う
Blu-ray再生機能が必要ないという方は、ピクセラのワイヤレスTVチューナーの選択肢もあります。
2TBで定価15,800円なので、nasneよりも安いです。
「Xit」という専用アプリを使って視聴・録画ができるようですね。
プロジェクターでもDixim Playアプリでの視聴はできると思います。
それでもnasneが欲しい人は公式Twitterをチェック!
もっとも、nasneはPS5ほど品薄という印象はないので、BUFFALOの公式ツイッター(@BUFFALO_melco)やAmazonを注意深く観察していれば近いうちに手に入るかと思います。
転売はしれっと旧型を売っていることもあるので手を出すのは危険ですよ。
【まとめ】nasneがあればテレビがいらない生活に
以上、バッファロー製nasneのレビューでした。
最近はTVerなどで地上波の番組を配信で見ることも多くなっていますが、配信だといつ終了するかわからないので、好きな番組は確実に録画で残しておきたいですよね。
新型nasneならテレビなしでもテレビ番組を楽しむことができ、2TBの容量でたっぷり録画することができます。
torneモバイルの操作性も唯一無二ですからね。
個人的には、ゲーム用に使っているPCモニターでテレビを見たいので、早くPS5のtorneアプリが早く出るのを期待しています。