先日ようやく「アサシンクリードヴァルハラ」をクリアしました。
私は今年の2月にPC版を購入しましたが、クリアするまでの期間は6ヶ月。
他のゲームの合間にちょろちょろやっていたので、半年もかかってしまいましたね。
プレイ時間でいうと約90時間かかりました。

先日紹介したゴーストオブツシマのDLCクリア後に一気に進めました。
さっかく長い時間かけてクリアしたので、今回はアサシンクリードヴァルハラのクリアレビューをしていきます。
ぜひ、最後までお読みください。
アサシンクリードヴァルハラの評価点
圧倒的グラフィックの美麗さ
アサシンクリードヴァルハラの舞台はヴァイキング時代のイングランド。




序盤とラストで訪れることになるノルウェーとイングランドの景色が美しいです。
「レッド・デッド・リデンプション2」にもあった「シネマティックカメラ」も搭載しているので、没入感を味わうことができます。





PS4ソフトでは最高峰のグラフィックと思われます。
ストーリーはオムニバス方式
アサシンクリードヴァルハラのストーリーはオムニバス形式で、章ごとにストーリーが独立しています。
全体的なプレイ時間は長いですが、短編集のようなものなので、ストーリーは「オリジンズ」や「オデッセイ」よりわかりやすい印象。
「ウィッチャー3」のような、選択肢によるストーリーも分岐あります。
ただし、EDに関わる選択肢はほんの一部なのでそんなにシビアではありません。



グッドエンドのコツは「お兄ちゃん」を怒らせない選択肢を選ぶこと!
アクション制の高い戦闘
アサシンクリードヴァルハラはアクション性の高い戦闘も魅力。
戦闘中に使えるアビリティも強力なものが多く、後半になればなるほどラクに戦えます。
「ゴーストオブツシマ」と比べると、どうしても戦闘のもっさり感が気になりますが、二刀流にしてアビリティも揃ってくると、スピード感のある戦闘が楽しめるようになりました。
特に槍二刀流が強い。
これでステルスなし脳筋プレイでも拠点を殲滅できるレベルです。


やり込み要素の多さ
今作はやりこみ要素も多く、シリーズ恒例となっている「結社構成員の始末」の他、財宝集め、サブクエストなどの探索要素も多数。
ヴァイキングの仲間と協力して拠点を「襲撃」し、定住地の拡大に必要な材料を集めることも出来ます。


これが爽快感があって結構楽しい。
マップが広いので、全てやりこむと100時間は軽く超えそうなボリュームです。
前作までにあったデメリットの廃止
私は前作の「アサシンクリードオデッセイ」をプレイしたことがありますが、前作にあった「傭兵(賞金稼ぎ)」や「レベル制限」は今作では廃止されています。
「傭兵」の代わりに「狂信者」が登場しますが、こちらはマップをうろついているだけで、傭兵のように向こうから襲ってきたり、拠点攻略中にも乱入してくる、ということはありません。
また、今作ではレベル制の代わりに「戦闘力」が導入されています。
戦闘力による縛りもそこまでで、例えば戦闘力270でもスキルやアビリティを上手く使えば戦闘力340のボス敵も倒せる、といった具合になっています。
武器も防具も手に入れれば戦闘力に関係なく、すぐ使用できます。



オデッセイは途中でやめてしまいましたが、今作をクリアできたのはこのようなデメリットの廃止してくれたおかげだと思います。
特に賞金稼ぎは大嫌いだったので・・・
アサシンクリードヴァルハラの不満点
このように前作と比べて良かった点が多かったのですが、不満点もあったので紹介していきます。
ラストの展開
ラストに序盤で訪れたノルウェーに行くことになのですが、ムービーが多く、ラスボス?はひたすらイベント戦闘をやらされてとにかく苦行でした。
ストーリーも打ち切りエンド?かと思うくらい消化不良。
エピローグ的な最終章もあるのですが、クリアしてもエンドロールすらありませんでした。
古き結社の構成員をすべて始末したところでようやく「エンディングっぽい何か」がありましたが・・・
他のアサシンクリードシリーズをクリアしたことがないので、面食らっただけかもしれませんが、こういうものなんですかね?



続きはDLCで!という展開なのでしょうか・・・
一つ一つの章は良かったのに残念です。
2022年12月のアップデートにてようやく最終章が追加されました。
時間ができたらそのうちプレイするかもしれません。
ミニゲームが微妙
今作はミニゲームが多かったのですが、「ウィッチャー3」の「グウェント」のような、楽しいゲームがなかったのが残念です。
オーログ
最初はルールがよくわからないまま進めていました。
古き結社クリアのために1回はクリアしないといけないので、ネットで調べたらコツがあるようです。
口論詩
ラップバトルのようなもので、韻を踏んで相手を罵れば勝ち。
あまり楽しくないですが、失敗しても銀さえあれば何度も挑戦できるので、難易度は易しいミニゲームです。



口論詩をクリアしてカリスマレベルが上がると、ストーリーの進行が楽になるので、面倒でもやっておいたほうがいいです
飲み比べ
タイミングよくボタンを押すリズムゲームみたいなものでしょうか。


結構難しい上に、これも古き結社クリアのために1回はクリアしないといけません。
他のミニゲーム
積み石、巨石遺跡、アニムス異常現象などがありますが、これらはほとんど手をつけませんでした。
大したアイテムが貰えるわけではないので、現状トロコン要素しかないかなと…
【PC版】クラッシュが頻発
私はPC版をプレイしていましたが、襲撃の時にクラッシュで強制終了が頻発することがありました。
調べた結果、クラッシュが頻発する場合は
ドキュメントの「Assassin’s Creed Valhalla」フォルダを丸ごと捨てる
ことで回避できるようです。
私はプレイ時間10時間ごとくらいでクラッシュが発生するようになったので、そのたびにフォルダの消去を行いました。
「Assassin’s Creed Valhalla」 フォルダの中にはゲーム中で撮ったスクリーンショットも入っているため、これを残しておきたい方は別の場所に移動させておきましょう。
【まとめ】アサシンクリードシリーズをプレイしたいならオススメ!
以上、アサシンクリードヴァルハラの評価・レビューでした。
ボリュームたっぷりで楽しめたのですが、ラストの展開の難等もあり、個人的に評価をつけると80点ぐらいの「いつものUBIクオリティ」ゲームでした。
制限がなく、プレイしやすいので、オープンワールドのアサシンクリードシリーズ「オリジンズ・オデッセイ・ヴァルハラ」の中では一番オススメできる作品です。
アサシンクリードヴァルハラをおすすめできる人は
- アサシンクリードシリーズをはじめてプレイする人
- グラッフィックが美しいオープンワールドゲームをプレイしたい人
- 大ボリュームのゲームをプレイしたい人
一方でおすすめできない人は
- ストーリーが素晴らしいゲームをプレイしたい人
- あまりゲームをプレイする時間のない人
- 洋ゲーに抵抗のある人
となります。
発売当初はバグが多く、評価が低かったですが、今はアップデートで改善されているようなので、安心してプレイできますよ!

